守備要員や代走としての起用が多い、荒木郁也。
2017年は49試合に出場。
2016年の46試合を上回り、自己最多出場となりました。
成績
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
49 | .118 | 0 | 0 | 4 | .211 | .118 | .328 |
自己最多出場も・・・ライバル増加
2016年と同じく、主にサブとして起用された荒木。
ただ打席数は22と前年よりも3分の1以上落ち込んでおり、より守備・走塁に特化された起用となっています。
これは大山や糸原といった、打撃の良い内野手が増えたことと無関係ではないでしょう。
また荒木の最も大きな特長は足だと思いますが、阪神は2017年ドラフトで俊足の島田と熊谷を獲得。
さらにバイプレーヤーとしても森越が一定の存在感を見せ、戦力外からは山崎を獲得。
荒木にとって、特長やポジションが被る選手が続々と増えています。
荒木自身が今よりも成長しなくては、2017年の出場試合数を超えるのは難しいでしょう。
荒木の最も大きな課題と言えるのは、二軍でも.226に留まっている打撃面。
出番を増やすためにも、ここを改善する必要があります。
2017年は上本・俊介・大和といった中堅選手が活躍しましたが、荒木や今成にもその波に続いて欲しいと思います。