2011年ドラフト4位伊藤和雄。
1度は育成落ちをしたものの、そこから這い上がってきた選手です。
ただ、一軍定着をするまでには至っていません。
成績
登板 | 投球回 | 防御率 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 奪三振 | 奪三振率 |
9 | 12 2/3 | 4.26 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 7.11 |
二軍で抜群の成績
2017年の伊藤は9試合に登板をして防御率4.26。
自己最多登板ではありますが、リリーフとしてはあまりにも少ない登板数に終わっています。
一方二軍では39試合に登板し、防御率1.05と抜群の成績。
投球回43に対し55もの三振を奪っており、とうに二軍レベルではないことが伺えます。
恐らくこの選手も、一軍のリリーフ陣が鉄壁でなかったらもう少し出番を貰えたのではないでしょうか。
ただ伊藤ももう28歳。
いかに上が鉄壁でも、生き残るためにはそこに割り込むほどの投球を見せなくてはなりません。
春季キャンプは二軍スタートとなった伊藤。
ここからどう這い上がり、一軍の戦力になっていくのか。
2017年同様チャンスは少ないかもしれませんが、一軍に呼ばれた際にはそのまま残したくなるような抜群のアピールをして欲しいと思います。