2017年阪神のクローザーを務めたラファエル・ドリス。
春季キャンプ時はテスト生だったのが信じられないほどの投球を見せ、シーズンを通してチームに貢献。
最多セーブのタイトルも獲得しました。
成績
登板 | 投球回 | 防御率 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 奪三振 | 奪三振率 |
63 | 63 | 2.71 | 4 | 4 | 37 | 5 | 85 | 12.14 |
テスト生からセーブ王
2016年シーズンである程度の結果を残しながらも、右肘の故障のため1度は自由契約となったドリス。
しかし回復が順調なことからテスト生という立場で春季キャンプに参加し、合格。
シーズンでは最初から最後まで抑えという重責を担い続け、セーブ王のタイトルを受賞しました。
直球のスピードとスプリットのキレは共に一級品で、奪三振率は12.14を記録。
速い球と落ちる球で三振を取りまくる、いかにも抑えらしい特徴を持った投手です。
2年連続セーブ王への期待
今年も抑えを務めるのは決定的なドリス。
調整も順調なようで、手厳しい岡田彰布元監督も「(ドリスは)送り出すだけでいい」と高く評価をしていました。
ファンからすればやはり、2年連続のセーブ王を期待したい所。
ソフトバンクのサファテのように、これから何年も守護神として在り続けて欲しいと思います。
チームの中心的戦力であることが求められる助っ人外国人。
エース・セットアッパー・クローザーを任されている3人の助っ人投手は、その期待に見事に応えてくれています。
後は4番・ロサリオがシーズンでもその打棒を発揮してくれれば、優勝も見えてきます。