現在、阪神は走れる選手が不足をしています。
この「走れる」というのは単純な足の速さもありますが、それよりもいかに試合で盗塁を決めれるかということ。
現在二軍にいる植田海は、そんな阪神に足りない盗塁のスペシャリストになれる可能性を秘めた選手です。
2014年ドラフト5位
植田は2014年のドラフト入団をした選手で高卒二年目、現在まだ二十歳の若虎です。
メインポジションはショート。
守備と足は高校生の時から高く評価をされていました。
元々右打者だった植田ですが、その足をより活かすために今シーズンはスイッチに転向。
まだ慣れていないのもあるのか打率は.164に留まっていますが、特筆すべきは盗塁です。
12-12
12盗塁なのですがただの12盗塁ではありません。
12盗塁を企図して、失敗が0。
つまり盗塁成功率は100%なんです。
また打席数が194と少なく出塁率も.258と低いので、ここが伸びてくるようだと30盗塁40盗塁を期待することが出来ます。
ファームの中継を見ていてもその足には驚かされることがあり、将来的に盗塁のスペシャリストを予感させる選手です。
また高校時代は50~60の盗塁を企図して、失敗は1度だけだったとのことです。
1軍で起用されるために
恐らく代走ということであれば、今すぐ一軍に上げても通用はするでしょう。
しかしまだ二十歳なのですから、狙うのはサブではなくもちろんレギュラーです
プロの打球に戸惑ったのか1年目の守備率は.942に留まっていますが、2年目の今シーズンは.971と上昇。
当初から高く評価をされている守備においても、順応を見せています。
そうなると1軍でレギュラーを争える選手になるには、やはり打撃が課題となります。
スイッチが嵌り率を残せるようになれば、すぐにでも使いたくなるような選手ではないでしょうか。
とはいえ今年の成績を見るとそれはまだ先のことでしょうが、今後が楽しみな選手です。