今シーズン、自己最少の出場試合数に終わった坂本誠志郎。
ゴールデングラブ賞を獲得した梅野や、代打の切り札として活躍した原口に押される形となりました。
遅れた分を取り戻すためにも、攻守共ににレベルアップが求められます。
成績
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | 長打率 | 得点圏 | OPS |
15 | .154 | 0 | 1 | 0 | .250 | .231 | – | .481 |
正捕手争いに敗れる
梅野か、原口か、坂本か。
キャンプの段階では誰が開幕スタメンに名を連ねるのか定まっていない状況でした。
その争いを制したのは、梅野。
そして梅野が正捕手として十分な働きを見せたため、坂本に出番が回ってくることはほとんどありませんでした。
出場試合数はわずか15。
打撃では梅野を超え得る原口と違って、坂本には尖った部分がないこともネックになりました。
坂本がここから正捕手を獲得するためには、攻守共にレベルアップして総合力で梅野に勝る必要がありそうです。
3者が均等に近かった今年の春季キャンプ。
しかし、来年は当然梅野が優先的になることが予想されます。
このオフはこれまでよりも強い危機感を持って、練習に取り組んでいるのではないでしょうか。