2017年ドラフト1位、馬場皐輔。
ルーキーシーズンである今年は、一軍で2試合に登板。
ストレートの強さという課題と向き合った一年になりました。
成績
登板 | 投球回 | 防御率 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 奪三振 | 奪三振率 | WHIP |
2 | 8 2/3 | 5.19 | 0 | 1 | 0 | 0 | 7 | 7.27 | 1.85 |
ストレートに課題
最速155kmの評判が先行していたものの、自身では「変化球投手」と語っていた馬場。
実戦でもストレートに課題が見え、開幕は二軍スタートとなりました。
二軍では結果を残し続け、球速も最速152kmをマーク。
6月に初昇格となると6回1失点の好投を見せました。
ただ2度目の登板となった8月のDeNA戦では炎上してしまい、一軍での出番もその試合限りとなりました。
二軍では奪三振能力の高さを発揮
一軍での即戦力になることは出来なかった馬場。
その一方で二軍では、6勝3敗 防御率3.30という数字を残しています。
投球回を上回る三振を奪っており、また与四球が少ない点も好印象。
140km台中盤から後半をコンスタントに出せるようになれば、総合力の高い投手になりそうです。
今の阪神は先発が充実をしていますので、リリーフ転向というのも1つの手となるでしょう。
大卒ドラ1、それも投手というのはどうしても即戦力になることを期待されがちです。
馬場はそれに応えることは出来ませんでしたが、2年目以降に十分期待できるシーズンだったと言えるでしょう。
先発かリリーフか、いずれにしても3年後には主力投手になっていそうな存在だと思います。