ブルペンのリーダー・藤川球児。
阪神復帰3年目となる2018年はシーズン途中から勝ちパターンに定着し、21ホールドをマーク。
今年も火の玉ストレートは健在で、高い奪三振率を記録しています。
成績
登板 | 投球回 | 防御率 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 奪三振 | 奪三振率 | WHIP |
53 | 54 1/3 | 2.32 | 5 | 3 | 2 | 21 | 67 | 11.10 | 1.21 |
火の玉健在!
2017年は52試合に登板して6ホールドと、同点やビハインド時での登板が多かった球児。
しかし2018年はマテオが調子を崩したことなども背景に、シーズン途中から勝ちパターンに定着。
終盤に右ひじ痛による離脱もありましたが、阪神復帰後最多となる53試合に登板しチームに貢献してくれました。
その奪三振率は11.10と、わかっていてもバットに当たらない火の玉ストレートはいまだ健在。
今年も、ブルペンの柱としての活躍が期待されます。
抑え復帰なるか?
過去3年は与えられた仕事を黙々とこなしていた球児ですが、このオフは抑え復帰への願望も見せています。
ドリスなど他の投手との兼ね合いもありますが、矢野監督も球児の抑え復帰を真剣に検討している様子。
これが実現するとなると見えてくるのが、あと23セーブに迫った名球会。
シーズンを通して抑えを担えれば、今年中に名球会入りする可能性はかなり高いでしょう。
矢野監督が最終的にどう判断するかわかりませんが、このオフの発言を読む限り、抑え球児にかなり気持ちが傾いているような気がします。
すでに経験が十分過ぎるほどある球児なら、抑え独特のプレッシャーに潰れる心配もないでしょう。
桑原・能見・ドリスがリードを守り、最後を球児が締める。
今年はそのような試合を多く見せてくれるのではないでしょうか。