前年に続き、2018年最も多くマスクを被った梅野隆太郎。
オフにはチーム唯一のゴールデングラブ賞を獲得。
打撃面も成長し、キャリアハイを大きく更新する年になりました。
成績
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | 長打率 | 得点圏 | OPS |
132 | .259 | 8 | 47 | 5 | .328 | .396 | .257 | .724 |
ゴールデングラブを受賞
前年は終盤に坂本にマスクを譲りましたが、2018年は一年を通してレギュラーを守り続けた梅野。
コントロールが荒れている選手が多い投手陣を壁性能の高さでカバーし、盗塁阻止率もリーグ2位の.320をマーク。
自身初のゴールデングラブを受賞しました。
生え抜きの捕手でこの賞を獲得したのは、1985年の木戸克彦氏以来とのこと。
長らく正捕手の不在に悩まされていた阪神ですが、ついに梅野がその座に収まろうとしています。
打撃も急成長
序盤は特に打撃不振に悩まされていた阪神。
梅野も例外ではなく、高い守備力を発揮しながらもバットの方は湿っていました。
しかし中村紀洋氏の動画を観たことがキッカケとなり、調子を上げていくと8月には月間打率.338をマーク。
初の規定打席に到達し、打率・本塁打・打点の主要3部門全てで自己最高を記録しました。
DH制の無いセリーグでは、捕手がこれくらい打てるとチームにとって非常にプラスになります。
元々、大学時代は守備よりも打撃が評価されていた選手。
それがプロでは守備の方が先行していましたが、打撃が追いついて来たことにより攻守に貢献できる選手になりました。
2019年も、レギュラーとしての活躍を期待しています。