一軍で通用する球を投げながらも、制球力が課題となっていた青柳晃洋。
しかし2018年はそのコントロールが大きく改善。
一軍登板自体は4試合に留まるも、2019年に希望が持てる年になりました。
成績
登板 | 投球回 | 防御率 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 奪三振 | 奪三振率 | WHIP |
4 | 21 2/3 | 3.32 | 1 | 1 | 0 | 0 | 22 | 9.14 | 1.24 |
コントロール改善
開幕から二軍暮らしが続き、9月にようやく一軍に上がってきた青柳。
そのため登板数は、プロ入り最少の4試合となりました。
しかし福原二軍投手コーチによる「6~8割で投げてみよう」というアドバイスもあって、制球力がアップ。
与四球ペースを大きく減らし、そして前年は64回で10個も与えた死球も0でした。
コントロールが付いた代償として被打率は上がりましたが、今の方が遥かに安定感のある投球をしています。
与四球が減れば球数も減りますし、そしてより長い回を投げられるようになります。
もしかしたら青柳にとって、その後の野球人生が変わるような年だったのかもしれません。
正直な所、年を跨いでせっかく良くなってきたコントロールがリセットされていたらどうしようと少し不安でした。
しかし、キャンプや実戦を見る限りその心配はなさそうです。
これなら、開幕ローテーション入りをする可能性も十分あるでしょう。