2017年オフにヘルニア手術を受けた望月惇志。
そのため一軍の戦力になるのはまだ先かと思われましたが、2018年の夏場に昇格。
リリーフとして、計37試合に登板をしました。
成績
登板 | 投球回 | 防御率 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 奪三振 | 奪三振率 | WHIP |
37 | 44 | 4.30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 8.18 | 1.43 |
腰痛からの復活
リハビリを終えた望月は、二軍で11試合に登板。
158kmを記録するなど順調に回復していることがわかり、7月に一軍昇格となりました。
以降はリリーフ陣の一員となり、勝利やホールドこそ付きませんでしたが計37試合に登板。
望月にとっては、初めて一軍の戦力として投げたシーズンになりました。
恵まれた体格、150km台をバンバン投げるエンジン、まだ21歳という若さ。
将来が非常に楽しみな右腕です。
先発転向
2019年は先発として勝負することになった望月。
先日のオープン戦では自己最速の159kmを記録。
また100球を超えても球速は150をマークしており、スタミナ面も特に問題はなさそう。
ただ制球や変化球に課題があり、結果的には炎上。
開幕ローテーション入りは厳しく、二軍でもうしばらく経験を積むことになりそうです。
今の時期に159kmを投げられるのですから、今シーズン中に160kmに届く可能性は高いのではないでしょうか。
投手は速い球を投げるのが仕事ではなく抑えるのが仕事ですが、それでもこれだけのスピードを出せる選手は限られているだけにロマンを感じます。
今年はプロ初勝利と共に、大台にも期待したいと思います。