ドラフトで小幡を獲得するまで、チーム最年少野手だった植田海。
2018年は出番を大幅に増やし、104試合に出場。
良い所もあれば、課題も見えた1年になりました。
成績
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | 長打率 | 得点圏 | OPS |
104 | .192 | 0 | 1 | 19 | .289 | .197 | .023 | .486 |
自己最多出場
前年は、13試合の出場に留まった植田。
しかし2018年は開幕一軍入りを果たすとコンスタントに出場を続け、前年比8倍となる104試合に出場。
上本を故障で欠いてからはスタメン出場も増え、243打席に立ちました。
スタメンで出るようになってからしばらくは攻守にハツラツとし、打率3割を上回る時期も。
しかし出場を続ける内に精彩を欠くようになり、最終的には.192。
また得点圏打率は.023と異常に低い数字となっています。
本人もそれを気にしていたのか、途中からはチャンスに打席が回る度にどこか自信が無さそうな様子でした。
2019年は早い内からチャンスで一本打って、前年のイメージを払拭して欲しいと思います。
足は一線級
攻守やそれを支えるスタミナに課題が残る一方、走塁面では19盗塁をマーク。
しかも失敗はわずか2つと、速いだけではなく実戦的な走力を持っていることを証明しました。
またキャンプからは外野守備にも取り組んでおり、俊足なだけあって守備範囲は広そう。
大和みたいなスーパーサブになれる可能性も、あるのかもしれません。
ただもちろん、本人が目標にしているのはレギュラーでしょう。
昨年故障で早期離脱した上本が復帰し、そして即戦力ルーキー木浪が猛アピールをしている阪神内野陣。
104試合に出場した植田ですが、昨年からの上積みが無ければ今年はその出場試合数を減らしてしまうかもしれません。
レベルアップをし、レギュラー争い・一軍争いを激化させて欲しいと思います。