2017年、中継ぎに転向し大活躍した岩崎優。
先発再転向の話もありましたが、2018年も中継ぎとしてスタート。
しかし、防御率を大きく落としてしまうことになりました。
成績
登板 | 投球回 | 防御率 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 奪三振 | 奪三振率 | WHIP |
61 | 62 | 4.94 | 1 | 3 | 0 | 10 | 70 | 10.16 | 1.47 |
2年連続60試合以上に登板
2018年の岩崎は61試合に登板。
左の中継ぎが手薄なこともあってあらゆる場面で登板し、回跨ぎをする試合も珍しくありませんでした。
しかし防御率は前年の2.39よりも大幅に悪化し、4.94。
本人も「不完全燃焼」と評し、成績的には満足するものを残せませんでした。
ただ奪三振率は10.16と、前年よりもやや落ちたものの相変わらずの高水準。
パフォーマンスが落ちてもこれだけの三振を奪えるのは流石です。
先発?中継ぎ?
昨年オフからまたも先発再転向の話が持ち上がり、先発調整を続けていた岩崎。
状況によっては中継ぎにということで、先発陣の駒が揃っている現状やはり今年もリリーフになるのではないでしょうか。
ただ春季キャンプでは左肘の違和感から別メニューとなり、また新マウンドにも苦戦しているらしく開幕一軍入りは微妙な状況です。
一昨年のパフォーマンスなら文句無しに主力なだけに、状態によってはあまり開幕にこだわらずに二軍で調整をして欲しいと思います。
ここ2年で127試合に登板している岩崎。
蓄積疲労も心配されますが、本来の実力を発揮できれば勝ちパターンにも入れる選手。
良かった時の状態を、取り戻して欲しいと思います。