2017年セーブ王、ラファエル・ドリス。
ストレートは最速160kmを超える剛腕投手です。
そんなドリスの来日3年目のシーズンを振り返りたいと思います。
成績
登板 | 投球回 | 防御率 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 奪三振 | 奪三振率 | WHIP |
55 | 53 2/3 | 2.85 | 1 | 7 | 32 | 4 | 56 | 9.39 | 1.23 |
7敗も32セーブをマーク
2年連続で抑えとして起用されたドリス。
ただ前年と比較をすると制球を乱したり打たれる場面が多くなり、7敗を喫することになりました。
研究をされたのかキレが前年ほどではなかったのか、奪三振率が12.14から9.39と大幅に低下をしたのも気になる所。
それでも防御率は2点台をキープし、セーブ数も32をマーク。
抑えということで求めるレベルもついつい高くなってしまいますが、チームに欠かせない戦力であったことは疑いようがありません。
2019年はセットアッパーか
球児か、ドリスか、ジョンソンか。
今年の抑えは誰になるのかまだ確定していないようですが、ドリス自身にはそれほど抑えへのこだわりは無さそう。
恐らく今年は、セットアッパーでの起用になるのではないでしょうか。
セットアッパーも難しい仕事とは言え、試合の最後を任される抑えと比べると精神的負担はいくらか軽いはず。
ドリスの場合は、それが良い方向に作用しそうな気がします。
投げている球自体はNPBでもトップレベルのドリス。
抑えになるにせよセットアッパーになるせよ、そのパフォーマンスを最大限に活かしチームに貢献するシーズンにして欲しいと思います。