昨年は靭帯損傷というアクシデントに見舞われ、わずか20試合の出場に終わった上本博紀。
復活が期待されたシーズンでしたが、結果としては今年も62試合の出場に終わっています。
そんな上本の2019年を振り返りたいと思います。
成績
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | 長打率 | 得点圏 | OPS | BB/K |
62 | .192 | 1 | 6 | 5 | .267 | .260 | .158 | .527 | 0.30 |
自身初の1割台に終わる
リハビリに励み、春季キャンプには間に合わせた上本。
糸原や木浪との競争に勝つことが出来ず開幕オーダーこそ外れましたが、それでも一軍でシーズンを迎えることも出来ました。
しかし調子はなかなか上がらず、昨年20試合ながらも4割を超える打率を残した打棒は影を潜めました。
途中で二軍落ちも経験し、本来の上本からは程遠い成績でシーズンを終えることになりました。
上本が一軍の試合に出るようになってから、1割台でシーズンを終えたのは初めてのことです。
ただの不調ならまだ良いのですが、昨年の故障の影響であるならば少し心配です。
秋季キャンプでは、20代の選手に混じってメンバー入りをした上本。
ベテランと言える年齢になりましたが、まだまだ気力は衰えていないことが伺えます。
鳥谷が退団した今、内野のリーダーとして若い選手を引っ張って欲しいと思います。