レギュラーを掴めそうで掴みきれないシーズンが続いている北條史也。
春季キャンプでは矢野監督からMVPに選ばれ、今年こそはと期待をされましたが…。
スタートで躓いたのが響き、82試合の出場でシーズンを終えることになりました。
成績
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | 長打率 | 得点圏 | OPS | BB/K |
82 | .247 | 5 | 20 | 2 | .338 | .374 | .279 | .712 | 0.58 |
またもレギュラーを掴めず
恐らく首脳陣はキャンプの段階ではショート北條を想定していたでしょうが、オープン戦で木浪に差をつけられ開幕スタメンを逃してしまった北條。
4月の月間打率も1割台と、スタートで大きく躓いてしまうことになりました。
ただ5月以降は限られた出番の中で徐々に復調していき、しぶとい打撃を発揮。
打率は.247ですが、四球をもぎとるシーンが多く出塁率は.338を記録しました。
またCSでは6点ビハインドの劣勢を跳ね返す猛打を見せ、ファーストステージ突破に大きく貢献。
前年よりもミスが増えた守備面など気になる所はありますが、ああいう活躍を見るとやはり今後も期待したくなる選手です。
キャッチャーにはリーグトップクラスの捕手に成長した梅野がドッシリと座り、センターは彗星のごとく現れた近本がモノにした阪神。
セカンドには二年連続全試合出場の糸原がおり、後はショートが固まればセンターラインも落ち着くのでしょうが・・・。
原口・坂本との争いから梅野が正捕手を掴んだように、ショートにもポジション争いから飛び抜けるような選手が出てくる事を望みます。