虎のベテランスラッガー・福留考介。
2020年は球界最年長で迎えるシーズンとなります。
そんな福留の2019年を振り返りたいと思います。
成績
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | 長打率 | 得点圏 | OPS | BB/K |
104 | .256 | 10 | 47 | 0 | .347 | .394 | .235 | .740 | 0.54 |
超メモリアルアーチを記録
例年通り、2019年も開幕スタメンに名前を連ねた福留。
その後も休養を挟みながら出場し続け、5月5日のDeNA戦では9回2死1塁からサヨナラ本塁打を記録。
この本塁打はセリーグ公式戦通算5万号となるメモリアルアーチとなりました。
しかし同月の末に右ふくらはぎを痛めてしまい、登録抹消。
最短の10日で1月に戻ってきますが、ほどなくして今度は左のふくらはぎを痛めてしまい、またも抹消となります。
こうした度重なる離脱もあって出場試合は前年よりも19試合減となる104試合に留まり、規定打席にも届かず。
ただそれでも5年連続の2桁本塁打をマークし、随所に存在感を見せました。
数字で測れない勝負強さ
福留には得点圏打率では測れない勝負強さがあり、それは2019年にも大いに発揮されました。
先に挙げたDeNA戦でのサヨナラ本塁打もその1つ。
そしてこれもDeNA戦になりますが、CS1stステージの第2戦。
9回2死、1点ビハインドから放った同点ソロアーチは福留の凄さを再認識させられました。
仮に衰えから代打に回ることになっても、切り札として他球団に脅威を与えてくれるでしょう。
前年よりも成績自体は落ちてしまった福留。
年齢を考えても普通ならこのまま下り坂になる所ですが、もしかしたら上げてくるかもと思わせられるのがこの選手の恐ろしい所です。