2018年は開幕ローテーションに入り、7勝を挙げた小野泰己。
さらなる飛躍が期待されましたが、春季キャンプで右肘を故障。
シーズン中に復帰をしたものの、リリーフとしての14試合の登板に終わっています。
成績
登板 | 投球回 | 防御率 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 奪三振 | 奪三振率 | WHIP | K/BB |
14 | 11.2 | 2.31 | 0 | 1 | 0 | 5 | 6 | 4.63 | 2.06 | 0.46 |
故障と制球難に苦しむ
6月中旬に一軍に昇格をした小野。
ただ前年に務めた先発ではなく救援としての起用となり、14試合に登板。
防御率は2.31、勝ちパターンでも起用され5ホールドという成績を残します。
しかし安定感には著しく欠けており、四死球は投球回を上回る数を記録。
7月下旬に二軍落ちをしたのも、1回で2人ランナーを出すような投球が憂慮されたのでしょう。
コントロールの改善は必須課題となります。
故障もあり、2018年は先発機会もなくシーズンを終えた小野。
荒れ球は武器にもなるとは言っても、やはり限度があります。
「暴れ馬」と言われながらも100勝を挙げた中田の存在は、小野にとって良いヒントになるのではないでしょうか。