2018年は、わずか4試合の登板に終わった青柳晃洋。
しかしコントロールが良化しており、覚醒の兆しもありました。
その兆しは現実となり、これまでのキャリアハイを大きく更新する年になりました。
成績
登板 | 投球回 | 防御率 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 奪三振 | 奪三振率 | WHIP | K/BB |
25 | 143.1 | 3.14 | 9 | 9 | 0 | 0 | 100 | 6.28 | 1.30 | 2.38 |
プロ初完封、オールスター初出場、規定投球回初到達
プロ入り初の開幕ローテーションを任された青柳。
その初登板となる4月3日の巨人戦は5回4失点で敗戦投手。
しかし次戦以降は6回1失点・7回無失点・6回3失点と好投が続き、5戦目となるDeNA戦ではプロ初完投初完封をマーク。
その後も最後までローテーションを守り続け、自身初の規定投球回到達、そしてキャリアハイとなる9勝を挙げました。
また初のオールスター出場(2回無失点)も果たし、飛躍を遂げたシーズンになりました。
やはりコントロールの改善が大きく、それでいて適度に荒れてもいますので打者にとっては厄介な投手だったのではないでしょうか。
ローテーションとしては西の次に名前が挙がる存在になった青柳。
ただ、結果を出した次の年が大事だということは青柳自身もよくわかっているはず。
惜しくも届かなかった10勝は今年も試合数減で厳しいかもしれませんが、開幕からしっかりとローテを守って欲しいと思います。