球持ちが良く、独特のリリースポイントから三振を量産する岩崎優。
2017年、2018年と2年連続で60試合以上に登板。
2019年は登板試合数こそ減りましたが、圧倒的な投球でキャリアハイのシーズンになりました。
成績
登板 | 投球回 | 防御率 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 奪三振 | 奪三振率 | WHIP | K/BB |
48 | 53.2 | 1.02 | 3 | 0 | 0 | 26 | 58 | 9.73 | 0.76 | 3.41 |
桁外れの安定感
オープン戦で左ひじを故障し、開幕には出遅れた岩崎。
それでも4月には復帰し月間防御率も1点台をマークするも、今度は5月にインフルエンザを発症してしまいます。
さらに下半身の故障もあり、一軍に復帰をしたのはシーズンも中盤になる6月19日のことでした。
しかしここからはシーズンの最後までフル回転し、またその内容も圧巻。
月間防御率を記すと6月0.00、7月1.32、8月1.46、9・10月0.64と隙のない投球を続けました。
夏場からは勝ちパターンでの起用も増え、26ホールドをマーク。
その安定感は、層の厚い阪神リリーフ陣でもさらにトップクラスのものでした。
今年もコンディション不良があったものの、どうやら開幕には間に合いそうな岩崎。
球児、スアレスと共に2020年の勝ちパターンとも報道されています。
ただ去年から故障も増えていますので、首脳陣にも疲労のケアには十分に配慮をして欲しいと思います。