2010年に育成ドラフトで入団し、2014年に支配下に昇格した島本浩也。
支配下にはなったものの、一軍に定着できないシーズンが続いていました。
しかし2019年ついに覚醒し、キャリアハイを大幅に更新する活躍を見せました。
成績
登板 | 投球回 | 防御率 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 奪三振 | 奪三振率 | WHIP | K/BB |
63 | 59.1 | 1.67 | 4 | 0 | 1 | 11 | 60 | 9.10 | 0.94 | 4.29 |
7月以降は自責0!
キャンプ・オープン戦でアピールし、開幕一軍となった島本。
いわゆる勝ちパターンの投手ではなかったため、守屋と共にビハインド時でも積極的に起用されました。
3・4月は月間防御率3.65と、まずまずの滑り出し。
しかし結果的にはこれが最も防御率が悪い月となり、以降は良化の一途を辿りました。
5月は3.12、6月は2.79、そして7月からシーズン終了まではなんと0.00。
それも、チームトップとなる63試合を投げてのこの結果です。
それまでのキャリアハイは23試合に登板して防御率3.65だった2016年だったのですが、これを大幅に更新する形になりました。
オフにクリーニング手術を受けたため、春季キャンプは二軍で過ごしていた島本。
ただ現在はもう試合でも投げており、開幕からそれほど遅れることはなさそうです。
今年は研究もされているでしょうが、そういった状況でどれだけ相手を上回ってくれるか楽しみです。