150を楽々と超える速球と、スプリットで打者をねじ伏せるラファエル・ドリス。
阪神には2016年の春季キャンプ前に入団し、以降4年間リリーフとしてチームに貢献してくれました。
そんなドリスの、阪神でのラストシーズンを振り返りたいと思います。
成績
登板 | 投球回 | 防御率 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 奪三振 | 奪三振率 | WHIP | K/BB |
56 | 55.1 | 2.11 | 5 | 4 | 19 | 10 | 50 | 8.13 | 0.85 | 4.55 |
勝利の方程式としてチームに貢献
前年に続き、開幕から抑えとして起用されたドリス。
3・4月は10試合の登板で防御率0.00と、その期待に応える順調な滑り出しを見せます。
しかし交流戦ごろから打たれる場面が増え、8月には球児に守護神の座を明け渡すことになりました。
それでもセットアッパーとして勝利の方程式を担い続け、防御率は在籍4年間のキャリアハイとなる2.11をマーク。
チームのAクラス進出に、大きく貢献してくれました。
スプリットを体を張って止めていた梅野の存在も、ドリスにとっては大きかったでしょう。
阪神との契約を終了し、MLBのトロント・ブルージェイズと単年契約を結んだドリス。
持っている球は間違いなくメジャー級なだけに、ムラを減らせば向こうでも通用する可能性は十分にあるでしょう。
ジャパニーズドリームの次は、アメリカンドリームを叶えて欲しいと思います。