2010年ドラフトを振り返り! 鍵を握る守れる大砲と育成出身サウスポー

今年も開催が迫ってきたドラフト会議。
ドラフトの結果は5年10年経たないとわからないとは言いますが、それでは10年前のドラフトはどうなっていたのか。
2010年のドラフトを振り返りたいと思います。

指名選手


1位 榎田大樹

2位 一二三慎太

3位 中谷将大

4位 岩本輝

5位 荒木郁也

育1 坂口哲也

育2 島本浩也

育3 穴田真規

1位 榎田大樹

この年は早稲田の剛球ストッパー、大石達也を1位指名した阪神。
しかし抽選に敗れてしまい、代わって指名をしたのは社会人の実戦派左腕・榎田大樹でした。

阪神ではルーキーシーズンからセットアッパーとして起用され、62試合に登板し33ホールド防御率2.27と好成績をマーク。
監督推薦でオールスターにも出場しました。
翌年もルーキーシーズンに引けを取らない活躍をしていましたが、シーズン途中に左肘を痛めてしまいチームを離脱。
その年のオフに手術を受けました。

3年目は左肘の状態を考慮され先発に転向し、序盤は好投するも怪我の影響もあり一軍に定着することはできませんでした。
結局怪我がその後の現役生活にも響くことになり、それ以降阪神ではかつての姿は取り戻すことはできませんでした。
しかし2018年岡本洋介とのトレードで西武に入団すると、先発ローテに定着。
11勝を挙げ、チームの優勝に貢献しました。

阪神での1、2年目の活躍は紛うことなきドラ1クラス。
ただもし最初から先発として使っていれば、阪神でももう少し違った結果になっていたのかもしれません。

2位 一二三慎太

2位で指名をしたのは、その年の甲子園で準決勝まで勝ち進んだ東海大相模高のエース・一二三慎太。
甲子園のヒーローとあって、2位ながら当時のメディアの扱いは榎田よりも大きなものでした。

元々野手としても評価されていた選手で、右肩痛もあり1年目のオフから野手に転向します。
しかし二軍でも低迷するシーズンが続き、育成落ちを経て2016年オフに戦力外通告。

その後は独立リーグの石川ミリオンスターズに入団しましたが、事件の当事者となり逮捕。
ただ、その後一二三は不起訴になっています。
石川ミリオンスターズは自主退団していますが、2019年の岡本育子さんによる記事によりますとこの時点ではまだ野球を続けているようです。

3位 中谷将大

3位で指名したのは強肩強打の高校生捕手、中谷将大。
中谷はその打力を買われ、1年目のオフから外野手にコンバートされます。

2012年に一軍デビューするも、無安打。
その後は二軍暮らしが続きましたが、2015年にプロ初安打をマーク。
若手を抜擢する金本監督の方針もあって2016年には出番を大きく増やし、64試合に出場しています。

そして2017年に開花し、実に8年ぶりとなる生え抜き選手20本塁打を記録します。
また中谷が良いのは守備も安定している所で、打つだけではなく守りでもチームに貢献しました。
ようやく阪神に和製大砲が…と思われましたが、翌2018年から成績が下降。
現在まで、レギュラーに定着できない日々が続いています。

育成2位 島本浩也

育成2位で指名されたのは、福知山成美高校の左腕・島本浩也。
入団後しばらくは下積みが続き、2014年にチーム初の育成入団からの支配下登録となりました。

2015年に18試合登板、2016年に23試合登板と順調に出番を増やすも2017年からは出場機会がなくなりました。
2019年には開幕から一軍に定着すると、63試合に登板し防御率1.69をマーク。
あらゆる場面で好投を続け、主力投手としてチームのCS進出に貢献しました。

しかしその年のオフに手術を受けたこともあり、2020年はここまで一軍登板はありません。
2021年の復活に期待です。

評価はいまだ保留か

中谷・荒木・島本の3選手が現在も阪神で現役を続けている2010年ドラフト。
特に中谷と島本はまだ20代で、単年ながらも主力級の実績があります。
10年もの月日が流れましたが、この年のドラフトの評価がどうなるかはこれからの2人の活躍によって変わってくるでしょう。


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