阪神タイガース2020年ドラフトの指名ポイントは?

あと一週間に迫った2020年ドラフト会議。
今年はコロナ渦の影響で、候補選手の実戦が例年よりも少ない特殊な年になります。
果たして、阪神タイガースが指名する選手は?

即戦力は投手・遊撃手・外野手?

今年の阪神の戦いぶりを見ると、先発陣は西・高橋遥・秋山・青柳がほぼ固定。
ただこれ以降が固まらず、リリーフに回っていたガンケルを戻したりベテランの岩田に頼ったりしています。

リリーフはスアレスと岩崎は盤石。
離脱していたエドワーズも後半になって戦力になっています。
また岩貞・藤浪といった先発から回ってきた選手がリリーフとして好投しており、馬場も戦力になっています。
ここに今年は怪我に苦しんだ島本や守屋が戻れば、強固なリリーフ陣を形成することができます。
そうなると、馬場・岩貞・藤浪から1~2人は先発に戻ることも考えられます。

ただそれでも即戦力、それも先発タイプが1人は欲しい所。
二軍にはやや伸び悩んでいる投手も多く、一軍から離脱者が出ることを考えても層を厚くしておくに越したことはありません。

一方で野手の方は、捕手・二塁手・三塁手・中堅手は計算することができます。
またサンズ・ボーア・マルテの動向がどうなるかまだ確定していませんが、今年成果を挙げた外国人野手3人制は来年も続くと予想します。
基本的には3人の内2人が一軍となり、ポジション的にも一塁手と左翼手が最有力となるでしょう。
そうなると残りの2つは遊撃手と右翼手ということになります。

もちろん小幡や井上が一気にレギュラー獲りとなればそれに越したことはありません。
また、糸井が復活する可能性もあります。
ただ今の段階で確固たるレギュラーがいない以上、即戦力選手を獲得して層を厚くする必要性は高いと思います。

二軍の若返りも必要

昨年は高校生中心のドラフトを行ったものの、二軍野手の年齢層はまだ高いです。
今は小幡と井上が一軍にいることもあって、尚更そう感じます。
二軍の若返りのためにも、今年も高校生野手を指名する可能性は大いにあります。
投手は野手ほど年齢層が高くありませんが、伸び悩んでいる選手もおりプロスペクトは増やしておきたい所。
野手にしろ投手にしろ、将来チームの中心になれるような人材を獲得して欲しいと思います。

仮想ドラフト

1位 佐藤輝明(近大) 栗林良吏(トヨタ)
2位 小深田大地(履正社)
3位 村上頌樹(東洋大) 逢沢崚介(トヨタ)
4位 小林樹斗(智弁和歌山)
5位 矢野雅哉(亜大)
6位 高野脩汰(関西大)
7位 関本勇輔(履正社)
8位 川瀬堅斗(大分商)

今の所、ドラ1で入札が予想されるのは佐藤輝明選手。
三塁も守れる選手ですが、大山がいる阪神の場合は外野手としての起用を想定しているのでしょう。
「糸井二世」とも言われていますが、糸井のように毎年3割を打つタイプではなく確実性に劣るぶんホームランを量産するタイプ。
ただ間違いなく競合となり、外れる可能性の方が高そうです。

くじで外れた場合は、栗林良吏選手や伊藤大海選手などその時点で残っている即戦力投手か。
過去2年のように佐藤選手と似たタイプを指名するのであれば、強打の外野手として今川優馬選手を指名する可能性も。

2位に想定した小深田大地選手は井上の後輩。
バットコントロールと長打力を持ち合わせている、将来性の高い選手です。
阪神と縁があれば、今年の井上のように英才教育を受けることになるでしょう。
また今年の高校生には他にも来田涼斗選手・井上朋也選手・元謙太選手・西川僚祐選手・西野力矢選手などの強打者がいます。
誰か1人は獲得してくれたら嬉しいですね。

3位は1位が野手なら村上頌樹選手、投手なら逢沢崚介選手を想定。
阪神はどちらかというと、粗さは残りますが球が速いスケール型の投手を多く指名している印象があります。
ただ西や秋山の活躍により、村上選手のようにコントロールに優れた投手の評価も見直されているのではないでしょうか。
右腕の肉離れによりこの秋はまともに投げられなかった村上選手ですが、肩や肘を故障したわけではないので恐らく今後の投球に悪影響は出ないはず。
ドラフトの評価がどうなるのか気になります。

また逢沢崚介選手は、三拍子型の外野手。
この選手は、大学4年時である2年前に阪神の隠し玉として報道されています。
社会人でも順調に伸びている様子で、当時よりプロの評価も上がっている感じがします。
恐らく阪神もマークを続けているでしょう。

小林樹斗選手は最速152kmの剛腕右腕。
スケールが大きく、阪神のスカウトもその成長ぶりに言及しています。
こういった先が楽しみな高校生投手はぜひ獲得して欲しい所ですが、さすがに4位で小林選手を獲るのは厳しいかもしれません。

矢野雅哉は強肩を活かした守備が特徴的な遊撃手です。
大学で首位打者を獲得した実績や選球眼の良さにも定評があり、糸原のようなしぶとい打者になれる可能性があります。
今年は大社の遊撃手が豊作で、他にも元山飛優選手・小川龍成選手・瀬戸西純選手・上川畑大悟選手・中野拓夢選手などの名前が挙げられます。
小幡の台頭はあったものの、糸原が怪我で離脱した直後は二遊間の薄さを実感することになりました。
上記の内誰かは下位でも残っていると思いますので、1人はキープするのではないでしょうか。
2位までに消えそうですが、捕手と遊撃手を守れる古川裕大選手も楽しみな存在ですね。

6位に想定した高野脩汰選手は関西学生リーグを代表する左腕。
最速147kmの直球とキレのある変化球で奪三振率が高く、またコントロールも破綻していません。
先発としてはもちろん中継ぎでも面白そうな存在です。

7位の関本勇輔選手はご存じ関本賢太郎の息子。
強豪校で捕手・主将・主軸といった重責を担っています。
藤田と二軍で競い合えるライバルとして、年齢の近い捕手はできれば確保して欲しい所。
阪神は出身が同じ選手を同時に指名することが多いので、ここに挙げた小深田・関本や栗林・逢沢のような指名も十分に起こり得ると思います。

今年もあるか、九州のいわゆる「秀太枠」。
川瀬堅斗選手は183cmの長身から最速148kmの直球とカーブ・スライダー・チェンジアップ・カットボールを投げ分ける本格派右腕。
その将来性が期待されています。
また九州なら、3位以上の順位縛りをしている平良竜哉選手も気になります。
ポジションをどうするのかというのはありますが、打力が高く阪神もチェックしているようです。
足や肩はありますので、外野コンバートを計算して上位で指名する可能性もあるのかもしれません。

二軍の高齢化もあって昨年は将来性に振り切った指名となりましたが、今年はバランスを取ったドラフトになることが予想されます。
先が楽しみな高校生を指名すると同時に、西・大山・梅野・近本など今の主力が元気な内に優勝できるよう1~2年で活躍が見込まれる選手もある程度は指名することになるでしょう。
コロナ渦で今年はスカウトも大変でしょうが現状のチームを考えると最低でも例年並、できればそれ以上の人数を獲得して欲しいと思います。


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