光星学院時代は、主砲としてチームを3季連続で甲子園準優勝に導いた北條史也。
プロ入り後は2016年にブレイクし、また2018年には規定未満ながらも打率.322をマークしています。
しかし、ここ2年は物足りないシーズンが続いています。
成績
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS | 得点圏 | 三振率 |
40 | .192 | 2 | 7 | 2 | .266 | .293 | .559 | .118 | 20.5% |
・三振率は三振数÷打席数で計算しています
攻守に精彩を欠き二軍落ち
主に控えとして、開幕からしばらくは一軍に帯同していた北條。
糸原が離脱した後はキャプテン代行としてスタメンの機会が増えましたが、打撃の調子が上がらず、また2018年の亜脱臼の影響もあるのか守備でもミスが目立ちました。
それもあって、8月に登録抹消。
9月に再昇格しましたが、10月にはぎっくり腰を発症してしまい以降一軍に戻ってくることはありませんでした。
打率は2割にも届かず、不本意な形でシーズンを終えることになりました。
今は回復しており、フェニックスリーグにも出場しています。
本来なら今ごろレギュラーを掴んでいて欲しかった選手ですが、怪我もあってもどかしいシーズンが続いています。
今年の阪神は小幡が台頭し、そしてドラフトで社会人No.1ショートである中野を獲得しました。
これで北條がかつての姿を取り戻してくれると、二遊間の層はだいぶ厚くなるのですが…。