2019年は一軍の試合に出場することができなかった熊谷敬宥。
阪神に指名されてからしばらくはスイッチに取り組んでいましたが、現在は右打ちに専念しています。
そんな熊谷の2020年を振り返りたいと思います。
成績
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS | 得点圏 | 三振率 |
38 | .313 | 0 | 3 | 3 | .353 | .438 | .790 | .500 | 29.4% |
・三振率は三振数÷打席数で計算しています
自己最多の38試合に出場
開幕一軍には入れなかったものの、7月には昇格した熊谷。
その後は、守備固めや代走として起用されました。
8月下旬~9月下旬に一ヶ月程度の降格期間はありましたが、自身最多の38試合に出場。
17打席でしたが、3割を超える打率を残しました。
ただこの選手はまずは守備力でアピールし、そこからスタメンの機会を伺っていく選手だと思います。
一軍での守備は、二軍で守っている時と比べてまだどこか固さが残っている印象があります。
一軍の打球速度や雰囲気に慣れてくれば、もっと良くなるのではないでしょうか。
レギュラーを争うためにも、まずは一軍枠を勝ち取る必要がある熊谷。
守備や走塁から、活路を開けるかどうか。
今年の経験を、飛躍のきっかけにして欲しいと思います。