球界最年長選手・福留孝介。
阪神には2013年に入団し、そのバットと守備でチームの危機を幾度も救ってくれました。
そんな福留も、今シーズン限りでチームを去ることになりました。
成績
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS | 得点圏 | 三振率 |
43 | .154 | 1 | 12 | 0 | .250 | .218 | .468 | .190 | 33.7% |
・三振率は三振数÷打席数で計算しています
打棒振るわず…
「5番・左翼」で2020年シーズンをスタートした福留。
しかし6月は調子が上がらず、打率が1割にも届きませんでした。
7月は月間打率.300と奮闘するも8月以降はまた調子を落としてしまい、スタメンを外れる試合も増えました。
そして9月にはコロナ渦による大量離脱の一員となり、以降一軍に戻ってくることはありませんでした。
成績は阪神入団以降最も悪く、また三振率が高いことからも動体視力が衰えてしまったのかもしれません。
多大な功績
今シーズン限りで、チームを去ることになった福留。
最年長でありながら決まりを破ってしまったことは確かに残念でしたが、それで今までの功績が消えるわけではありません。
ここ何年かの阪神を引っ張っていたのは、間違いなく福留でした。
今年も二軍での試合に志願して出場するなど、若手への影響は多大です。
35歳で入団をした時には、まさかこれほど長く阪神でプレーすることになるとは思いもよりませんでした。
その功績には、感謝しかありません。
古巣・中日との契約合意が報道されている福留。
来年からは敵になりますが、阪神の選手には恩返しをするつもりで向かって欲しいと思います。
そして今の中堅若手から、ベテランになった時に福留のようになれる選手が出てくることを願います。