ゴロを打たせるピッチングを得意とする岩田稔。
今年は、生え抜き最年長で迎えるシーズンになります。
そんな岩田の2020年を振り返ります。
成績
登板 | 投球回 | 防御率 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 奪三振 | 奪三振率 | 与四球率 | WHIP |
5 | 22.2 | 6.35 | 1 | 2 | 0 | 0 | 15 | 5.96 | 5.96 | 1.81 |
454日ぶりの勝利
開幕から、およそ三か月間二軍で調整していた岩田稔。
そんな岩田のシーズン初登板となったのは、9月21日のDeNA戦でした。
結果は5回3失点とまずまずの投球。
そして次に登板した10月1日の中日戦では7回途中を無失点に抑え、454日ぶりの勝ち星を挙げました。
ただその後も3試合に登板したものの勝ち星はこの1勝に終わり、防御率も6点台に終わりました。
さすがに衰えは感じますが、契約更改の席では巻き返しを誓っており気持ちはまだまだ萎えていません。
今年の阪神はローテの枚数が揃っていますが、それでも長いシーズン不調者や故障者が出ることもあると思います。
もしもの時のために岩田のようなベテランがきっちり調整してくれていると、チームとしても安心でしょう。
今年1月、新型コロナ感染が判明した岩田。
重病を抱えているだけに心配しましたが、無事に復帰して本当に良かったです。
体調に気を付けながら、今年もシーズンのどこかでベテランのピッチングを見せて欲しいと思います。