その実績からすると、昨年までに戦力外となっていてもおかしくなかった岡崎太一。
しかしキャンプからのアピールが実り、見事今シーズンの開幕スタメンを勝ち取ることになりました。
首脳陣交代が契機になったのは確かですが、何よりも本人の頑張りがあったからでしょう。
成績
試合 38
打率 .200(65-13)
本塁打 0
打点 5
盗塁 1
出塁率 .274
長打率 .246
プロ初の開幕スタメン
自身初となる開幕マスクを被った岡崎。
その試合だけに留まらず、シーズン当初は梅野との併用で出場を重ねました。
どこかが特別に秀でているというわけではないのですがバランスが良く、何よりも必死が伝わってくるのが印象的でした。
しかし原口の台頭などにより少しずつ出番が減り、さらに7月には骨折をすることに。
出場試合数は38に留まりました。
今年を超えられるか?
肩の状態さえ良ければ、来シーズンの開幕マスクは原口が濃厚です。
仮に原口が一塁でも梅野や坂本といった若手がおり、岡崎の立場が厳しいことは依然として変わりありません。
今年がキャリアハイで終わってしまうのか、それとも来年以降も存在感を見せることが出来るのかどうか。
少なくとも、来年も岡崎が開幕スタメンを目指しているのは確かです。
この年齢で、一軍経験がほとんど無くても若手と勝負出来る。
今年の岡崎には、感じるものがあった人も多いのではないでしょうか。
来年の岡崎はどんな姿を見せてくれるのか、注目です。