ルーキーシーズンを終えた望月惇志。
入団時148kmだった最高球速は153kmにまで伸び、順調なルーキーシーズンを過ごしました。
将来のローテーションに入ってくるであろう投手です。
成績
登板 1
投球回 1
防御率 0.00
勝敗 0勝0敗
セーブ 0
HP 0
奪三振 1
最終戦でプロ初登板
二軍では、14試合に登板をして防御率3.84という成績を残した望月。
そんな望月の一軍デビューとなったのは、福原の引退試合でもある今季最終戦の最終イニングのことです。
一軍デビュー、今季最終戦、甲子園の大観衆、巨人戦、そして福原の引退試合・・・。
いかにも緊張しそうな材料がこれだけ揃っていたのですが見事無失点で切り抜け、さらにプロ最速となる153kmもマークしました。
福原という長年阪神を支えた選手の引退試合で、このような高卒ルーキーが現れたことにはめぐり合わせすら感じます。
ローテーションの柱に
これほど急速に成長しているわけですから、来年ローテーション争いをしていても何ら不思議ではありません。
ただ望月はローテーションの一角に留まらず、柱になることが望まれている選手です。
そのためには、まだまだ二軍で鍛えるというのも十分考えられるでしょう。
またこのオフ阪神は才木に濱地という2人の先発型高卒投手を獲得しており、彼らと切磋琢磨をして大きく育って欲しいと思います。
心配なのは、蓄積疲労があったようで現在はノースロー調整となっていること。
とにかく怪我は怖いので、焦らずにゆっくりと元の状態に戻して欲しいと思います。
3~5年後には、10勝しているような投手になってくれることを期待しています。