8日のロッテ戦は1点差で勝利。
ただ内容としては、4エラーや2回以降の拙攻であまり良いとは言えませんでした。
阪神は昨年97エラーを記録しており、大きな課題となっています。
2017年の守備力は?
97エラー。
そしてUZRも12球団中11位だった昨年の阪神。
これをいきなり12球団トップクラスにするのは無理がありますが、平均近くにまでは上げて欲しい所です。
捕手は梅野。
ボールを逸らさないことには定評があり、昨年の原口よりもパスボールは減るでしょう。
一塁は原口。
本格的なコンバートとなるのは今年からなので、ある程度ミスはあるものと思われます。
二塁は鳥谷・上本・糸原。
鳥谷は守備範囲、上本は送球面に不安があります。糸原はまだ未知数な所がありますが、球際には強そう。
三塁はキャンベル・大山・鳥谷。
ここは3人の誰が守るにせよ、比較的安定しているポジションだと思います。
遊撃手は北條。
守備範囲は今の鳥谷よりは上ですが、まだまだ一流とは言えません。どこまで伸びるか。
左翼は高山。
ここは高山に、何としても昨年より上積みをして貰わないと困ります。
中堅は糸井。
肩は抜群ですが、故障をした足に不安が残ります。体が万全なら。
右翼は福留。
昨年と同じような守備をしてくれれば、十分です。
こう見ると昨年より守備が良くなるかどうかは、若手の成長に大きく影響されそうです。
大和という内外野に使える守備の切り札がありますが、大和にばかり頼るわけにもいきません。
守備を平均レベルに押し上げれば、チーム防御率はまだまだ良くなるはず。
若手には打撃だけではなく守備の成長も、期待したいと思います。