2016年途中に、アキレス腱を断裂した西岡剛。
引退を覚悟するほどの怪我でしたが、現役続行を決意。
リハビリの甲斐があって、グラウンドに復帰をすることが出来ました。
成績
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
32 | .228 | 0 | 5 | 3 | .290 | .272 | .562 |
グラウンドに復帰
2017年7月、およそ1年ぶりにグラウンドに復帰をした西岡剛。
その体型はシャープで、怪我をする前よりも動きが良くなっていると言われるほどでした。
引退を覚悟するほどの怪我をしながら、1年で上の舞台に帰ってきたのはさすがの精神力。
復帰をした7月の打率は.167だったものの、8月は調子を上げ月間打率.311を記録しました。
ところが9月になるとまた調子を落とし、打撲もあってチームを離脱。
最終的に打率は.228に終わりました。
2018年の西岡は?
大怪我から復帰をしたのは喜ばしいことですが、この成績では若手を使った方がいいということになってしまいます。
本来は若手主体である秋のフェニックスリーグに参加をしているのも、そうした危機感と無関係ではないでしょう。
2018年は復帰ではなく、復活を期すシーズンとなります。
かつての姿をどこまで取り戻せるのか。
足の不安も払拭されたわけではありません。
ただあまりそれを感じさせない明るさというのは、西岡の大きな武器です。
2016年・2017年と外野も守っている西岡ですが、彼の本来の居場所はやはり内野です。
声で投手を鼓舞する姿を、2018年はどれだけ見せてくれるのか。
長年一線で活躍をしてきた選手ならではの技術と経験で、チームに貢献して欲しいと思います。